ちぇみーのオーガズム

 オーガズム

 オーガズム…つまり、「イク」っていう感覚を知ったのは、中学3年の時。
 オナニーは、気持ち良くて、大好きだったけど、「イク」っていう感覚はよくわからなかった。
 オナニーを覚えた最初のうちはそうでもなかったのに、だんだん濡れ方も凄くなってきたし、気持ち良くって、声が出そうになるようになってきた。
 ある晩、その頃、好きだった同級生のK君の夢を見た。
 一緒に学校を帰る夢だけど、私は夢の中でウキウキしていた。
 K君と一緒に帰れるだけで、こんなに心が弾むのかと思うほどだった。
 K君は、私の家に寄ってくれた。
 私の家には誰も居ない…。
 ベッドに腰かけていると、K君が私のくちびるに、くちびるを重ねて来た。
 「K君、彼女は?」聞こうとしたけど、声にならない。
 そのうち、K君は私をベッドに倒して、上に乗って来た。
 息苦しくて、動けないのに、なんかアソコがじ〜んとしてきて、そこから体中が熱くなっていくようだった。

 目が覚めると、今までにないくらい、アソコが濡れていた。
 ショーツが湿っていて、気持ちが悪かったので、取り替えようと思って脱いだら、そのまま、オナニーしたくなっちゃって、ヌルヌルになっているアソコに指を這わせた。
 さっきの夢の続きで、K君に触られているつもりになって、クリトリスを中指の腹の部分でころがすようにした。
 今までにないくらい感じちゃって、声が出そうになるのを我慢しながら、続けていると、突然、アソコから頭の先まで電流が走るような感じがした。
 背中が弓なりになるのを感じた途端、「あっ!あっ!」私は小さくうめいて、ビクンビクンと痙攣した。
 頭の中が真っ白になった感じだった。
 「これが、イクってことなんだ…。」
 それからは、オナニーが寝る前の日課になっていた。
 それからは、オナニーをすれば必ずと言っていいほど、オーガズムに達するようになった。

 イクまでの時間も自分でコントロールできるようになったけど、初体験は当然としても、その後もSEXでは、オーガズムに達することができなかった。
 自分が思っているより、未成熟だったのかもしれない。
 今、考えても、初体験の彼のテクニックがどうのっていう理由じゃないような気がする。
 今、その彼と同じようにセックスしたら、絶対、イッちゃうと思う。
 最初の彼と別れてから、何人かと経験したけど、SEXではイケなかった。
 SEXで初めてイッたのは、今の主人と初めてした時。
 理由はよくわからないけど、今の主人は、これまで付き合った男の人と、どこか違う気がした。
 なんか、この男性と結婚するんじゃないかなっていう、漠然とした予感みたいなものがあった。
 初めてその相手とする時は、いつもドキドキするような期待感みたいなものがあったけど、夫との時は、なぜか自然な感じで、妙にリラックスしていた。

 いつもなら、下着を脱がされる頃には、アソコは洪水と言っていいくらい濡れていたけど、この時は、「お湿り程度」って感じだった。
 特に感じる部分を触ってくるわけではないけど、髪を撫ぜられたり、手を握られたりされるのが嬉しかった。
 でも、脱がされた後は、もう少し胸やアソコを触って欲しいなと思った。
 乳首の上を羽のように、撫ぜられるだけなのがもどかしかったけど、ふと気づいたら、いつもより濡れている自分に気づいた。
 愛液がお尻の方までまわっていた。
 触られる前からこんなに濡らしていたら恥ずかしい…と、思ったと同時に、彼の指がそこに来て、すぅーっと、愛液をぬぐうように動いた。
 結局、焦らされていたんだけど、すごく感じちゃった。
 クンニをされた時には、恥ずかしくなってしまうほど、大きな声をあげてしまった。
 「入れるよ。」わざとことわってから、ペニスを挿入してきた。
 「凄い!凄いっ!」私はいつもは言わない言葉を口走っていた。
 夫は、私の両足を担ぐようにして、奥の方を突いて来た。
 「俺たち、今、セックスしているんだね…」耳元で囁かれた途端、頭が真っ白になったような気がして、子宮の奥から熱がほとばしるような感覚になった。
 背中の下にあったベッドがふっと、無くなってしまったような感じがした。

 「イッたの?」そう聞かれて、我に返った。
 「こ…ん、なの…は…じめて」私は、やっと言った。
 彼は、自分が射精した後も、優しく愛撫を続けてくれた。
 すごく、幸せな気分だった。
 次のセックスからは、する度に必ずイクようになった。
 イクというコツ?も覚えた。
 少し、お尻をあげるようにすると、奥の方を突かれるような感じになって、凄く感じることに気づいた。
 オナニーじゃ、そんなこと気づかなかったわけね。
 オナニーでは、クリでイキ、挿入された時には、奥の方でイクというのが、それから、今に至るまでのパターンになっている。



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